高気密・高断熱住宅

一般的に考えて、使わない部屋まで暖冷房することには、かなり抵抗がある。開放型住宅ではプライバシーが守れるのか。全てのエネルギーを電気にして停電になったらどうするのか。床暖房では電気代が大変だし、開放的な吹き抜けにしたら寒くて家の中にいられない。窓を開けないようにと言われたが息苦しさを感じる。洗濯物を室内に干さないようにと言われたが、雨のときはどうするのか。二四時間、換気や乾燥機を使うのでは電気代が気になる。これらに加えて最近、高気密・高断熱住宅を薦められて建てた人達から、真夏の環境が最悪であるという苦情が聞かれるようになった。これまでの我が国の暖冷房は、部屋を単位とした個別暖房が中心で、使っていない部屋まで暖冷房することには抵抗があるのは無理からぬことである。また全室暖房と言っても、非常に難しい。エアコン、蓄熱暖房器、床暖房、オイルヒーター、FF式ファンヒーター、全てが個別暖房または冷房用に作られたものばかりだからだ。更に開放型住宅と言っても、全てから間仕切りを取り払うことはできない(あるメーカーの展示場では、開放型住宅を謡(うた) い文句に、各部屋のドアを外してあるものもあって、数台のエアコンがフル稼働していた)・蓄熱暖房器は、料金の安い深夜電力を利用するものであるが、午後二時からしか通電しないので、夜遅くまで起きている家庭や、家族の勤務の変則的な家庭では、補助暖房が必要になる。床暖房は、全室に設置するにはコストがかかり過ぎて、一般にはリビング、ダイニングを中心としたものになっている。業者が所有している資格よりも重要なのは実績でしょう。←こちらから業者選定への情報収集を始めましょう。高気密.高断熱住宅の目的からすると、温度差の解消には役立っていない。FF式ファンヒーターの場合には、二四時間つけっぱなしにする必要があり、これを就寝時に消すと、翌朝温度を上げるのに時間と燃料がかかる。誤解されないように申し上げると、高気密・高断熱住宅は、何もしないで暖かかったり、涼しかったりするわけではない。従って、「冷めにくい」のであって、冷めないということではない。

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  1. Mr WordPress

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