次世代省エネルギー

次世代省エネルギー基準を満たす代表的なものとして、高気密・高断熱住宅の例を述べてきたが、これにより全てが解決できるとは思ってはならない。四○年、五○年前の気象環境と今日を比較して、当時と現在とが、全く同じだと考えている人はほとんどいないと思う。かっては積雪量は遥かに多かったし、温度条件もきびしいものがあった。今年(二○○一年)の幕開けは近年にない大雪であった。会津地方を例にとると、昔は三月下旬から農作業の準備を開始していたが、この時期は、家の周りの残雪を取り除くことから始まり、畑に灰を撒(ま) いて融雪をうながす作業が大半だった。二月には気温の低下によって、積もった雪の上を歩くことができるほどになり、「ソリ」で堆肥の運搬を行ない、子供達は曲がりくねった道よりも雪の上を歩いて通学する方が近道であった。今はどんなに積雪が多くて気温が下がっても、この積もった雪の上を歩くことはできないし、融雪も早くなっている。六月中旬に行なっていた田植えも、今では五月中旬には終わってしまう。これを単に兼業農家が一般的になったからとか、機械化が進んだからなどと言う人があるが、決して簡単に片づけられる問題ではないと思う。その他の不動産、リフォームに関する知識や情報は、←こちらからどうぞ。気象の専門家ではないので専門的なことはわからないが、六○年近く生きてくると、この変化を肌で感じることができる。諸説はあるが、今後五○年間に地球の温度が一度上昇し、水面も約四○センチ上昇すると言われているが、単純に暖かくなれば暮らし易くなると思う人もいるかもしれないし、水面が上昇しても自分にはなんの関係もないと思っている人も多いのではないか。

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